■参戦にあたって
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既にラリージャパン公式サイトや一部専門誌等でご存知の方もいらっしゃると思いますが、8/9 18:00にエントリーリストが発表され、ワイエムワークスは3年連続で本年もWRC Rally Japan/ラリージャパンへ参戦が決定しました。国内からの輸入車(206RC)はまたしても唯一の参戦です。
ワイエムワークスはレース活動が主たる目的ではないですが、ある意味、参戦可能な唯一の国際格式レースとして、これまでもRally Japanへ参戦、今年も準備を進めてきました。
今までの車輌206XSでの参戦で、2004年はほぼ、手探りの状態でスーパーラリーでの完走。2005年は問題点の徹底的な克服により、総合44位で完走することができました。
結果は残せましたが、ある意味で206XSの限界も見えてきていました。最大の問題はパワー不足。国産1.6Lクラスはご存知のようにパワフルなクルマが多く、A5クラスでも206XSを上回るパワーを持つ車輌が多数存在しています。実用志向の設計、かつ、エキマニが変えられない206XSに、これ以上のパワーを望むことは非常に難しいところです。
安全策をとればまた206XSでの参戦ですが、ワイエムワークスは日本のプジョーチューナーとして常に新たな道を開拓していきたいと考えておりますので、206XSで得られたノウハウをもとに新規に206RCで参戦車輌を開発することにしました。
やるからには新車から徹底した車輌を開発しよう、ということで、以下の項目の実践にはいりました。
1.206WRCタイプのバルクヘッド貫通型、本格的ロールケージの組込み。
2.ESPの介入を抑制するため、MOTECによるエンジンマネジメントの導入。
3.5ZIGENの協力によるRCのパワーを引き出すための排気系の開発。
実際、作業を始めてみると、RC特有の、また、輸入車であるが故の様々な問題にぶつかりました。特にロールケージのF.I.A認定型式関係の問題は、作業工程上、大きな影響を及ぼしました。
スポンサー獲得も相変わらず厳しく、8/9現在も数社と最終交渉中です。が、6月以降になって参戦に協力していただける企業様も徐々に集まり始め、何とか、昨年に近い体制で参戦することが出来そうです。ご協力いただいた関係者の方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
A7クラスは206RCの他にST202 CELICAが、下位クラスにもかなりの実力者が多数エントリーしています。新車両ですし、電装系の大幅な変更に加え、テストも十分とはいえませんが、A7クラス優勝、総合30位を目指していきたいと考えておりますので、今年も応援、よろしく御願いいたします。
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チームワイエムワークスGM
小椋 正雄 |
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