COTTON FACTORYは2004年全日本ラリー選手権2駆部門にプジョーで参戦中の島田 勝正 選手をサポートしています。

■206XS Rallye Gr.Aを製作快調!
ボディ・内装編

 まずはボディ各部の強化と軽量化。内装もロールケージの取り付けを前提に、エアコン、オーディオ、内張り等、取り外せるものは徹底的に取り外します。

 タンクガード、サブメンバをはじめ、ボディ各部に補強材を溶接。

 車内ではFIA公認パーツのプジョースポール/SAFTY DEVICE製ロールケージを指示書に合わせて溶接、組込みます。メンバの配置はFIAで詳細に規定されています。

もう一歩でホワイトボディ状態の206車内。ダッシュ、インパネも・・・ プジョースポール/SAFTY DEVICE製ロールケージ。 溶接作業中のYM中村(チーム監督!)

燃料タンクガードと大径化されたトーションバー。
ドア内張りはフルカーボン!
ボンネット内張りもキレイさっぱり。

 補強も重要ですが、もちろん軽量化も無視できません。まず、ドア内張りはフルカーボン!剥き出しのボルト類があまりカッコ良いとはいえませんが、サイドコンソール、フロアカーペットももちろんなしです。

 ナビ用の大型フットレストも装着。ドライバー用のABCペダルがドライバーの好みによりノーマルのまま。

 目指すは1000kg以下!です。


エンジン編

 ストレートの長い林道ステージが特徴の北海道のラリー。トップスピードにも影響するだけに、エンジンパワーがモノをいうステージです。エンジンとミッションはボディの作業と並行してYM池田が作業を進めます。

研磨されて装着を待つバルブヘッド。
エンジンマウント一式。106ではおなじみのパーツ。 プジョースポール、高回転型カム。組んでみたら・・・

 エンジンを降ろし、まずはYM自慢のMAX FLOW HEAD加工の核であるヘッドとバルブの研磨、バランスからスタート。使用するカムはプジョースポール製の高回転仕様を組込みます。目標は140-150ps。もちろん、マウント類もプジョースポールの強化タイプに変更。

 エアコンレス化に伴い、ベルトラインを一工夫して組上げます。

これまたプジョースポール製フロントパイプとキャタライザー。 レッドポイント供給の軽量フライホイール。 組みあがったエンジン。エアコンレスのためのベルトラインに注目。


ミッション/駆動系・足周り編

 ショックは前後BILSTEIN改の特別仕様。グラベル仕様のため若干、柔らか目。フロントはプジョースポール製のマウントと補強メンバを組込み、リアはトーションバーを大径化。


 シフトはブルマジ製クイックシフトをベースにリンケージパーツを強化、クラッチも強化プレートが組込まれます。

BILSTEINベースの車高調フロントサス。 ストラットハウジングも補強。
その補強メンバとアッパーマウント。

ジャッキアップ用リアの強化メンバ。
クイックシフトとリンケージパーツ。ベースはブルマジパーツ。 強化クラッチプレートとワイヤー。

 ミッションは前回もご案内したドグミッションタイプ。シフトチェンジの際の回転合わせ等、通常の使用では難ありですが、なかなか絶妙なクロスレシオで、どのギアでもリニアに加速するそう。(テスト走行後の島田談)

 組む上でも厄介なミッションで、ケースの一部を削らないと収まらない、とかチェンジ用のプレートをはめ込む余裕がほとんどない等、最終的には何とかしましたが、YM池田泣かせのパーツです。

フロントの強化メンバ。アーム、ブッシュもプジョースポール強化タイプに。 ドグミッション組み込み作業中のYM池田。寸法合わせにも難あり。
組込まれていくドグミッション。構造上の問題、多々発生。


テスト/完成/North Attack Rallyでデビュー。

 最後にナビコン、電装系の確認の後、テスト。ア、アイドルが効かない・・・やはり、マルチプレックス仕様の問題が出ました。多少は予測していましたが・・・。ハイカムの組込みによる問題のようです。規定範囲外のデータを受け付けないようになっています。対策はいくつか考えられますが、ノースアタックラリーはノーマルカムに戻すことにしました。

ロールケージの組込み後の車内。リアサイドもカーボンパネル! ロールケージの組付けを確認するSS米田。 DUNLOPより島田ドライバー指定のDIREZZAが届く。この後OZ Superturismoも到着。

 カムを戻した後、島田ドライバーによるテスト走行。クロスミッションの感じもよく(ウルサイが・・・)、ポテンシャルはありそう、とのこと。あとは実戦のラリーフィールドで問題点を把握し、より良い状態でラリージャパンに参戦できるかが課題です。

 慣らしも含めて、新潟まで陸送の後、ノースアタックラリー参戦のため、フェリーで北海道へ向かいました。

 ノースアタックラリーオフィシャルサイト/運営:株式会社プランニングフォー


■Rally Japanにもエントリー申込。

 さて、6/14よりラリージャパンのエントリー受付が開始されました。もちろん、COTTON FACTORYもエントリー。初日に手続きを済ませました。正式なエントリーの発表は来月以降ですので、現段階では確実に参戦とはいえませんが、参戦を前提に今後も取り組んでいきたいと思います。

 ラリージャパンオフィシャルサイト


■協力スポンサーも続々決定。

 今回のノースアタックラリー/ラリージャパン(参戦申請中)への参戦にあたり、以下の企業様のご協力をいただけることになりました。この場を借りて御礼申し上げます。

協力企業名(順不同)
ユーロモータース株式会社様 主催
オーゼットジャパン株式会社様 ホイール:SUPERTURISMO
住友ゴム工業株式会社様 タイヤ:DIREZZA
株式会社阿部商会様 ショックアブソーバー:BILSTEIN
オイル:FUCHS
ブレーキローター:ATE
株式会社レッドポイント様 強化クラッチ・軽量フライホイール他
ウエストユニティス株式会社様 撮影機材:DIMAGE A2
株式会社ネコ・パブリッシング様 雑誌Tipo長期取材協力
株式会社プロジェクト・ミュー様 ブレーキパッド:Z Mevius
株式会社プロジェクション 様 ドライバッテリー:ODESSAY
有限会社カーメイクアートプロ様 ウィンドウ飛散防止フィルム施工

 なお、メインスポンサーにつきましては、8/6に公式発表を行います。
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